清しめ(読み)スズシメ

デジタル大辞泉 「清しめ」の意味・読み・例文・類語

すずしめ【清しめ】

神の心をしずめること。また、そのための神楽かぐらなど。
「何と神を―の御酒は無きか」〈鷺流狂・鉢叩

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精選版 日本国語大辞典 「清しめ」の意味・読み・例文・類語

すずしめ【涼・清】

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「すずしむ(涼)」の連用形名詞化 ) 神慮を鎮(しず)めること。また、そのための神楽(かぐら)など。
    1. [初出の実例]「社頭を見ればともし火もなくすずしめの声も聞こえず」(出典:謡曲・蟻通(1430頃))
    2. 「先(まづ)すずしめの神楽(かぐら)仕合の木工兵衛に小語(ささやき)て」(出典浮世草子男色大鑑(1687)八)

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