清巌(読み)せいがん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「清巌」の解説

清巌 せいがん

?-1592 戦国-織豊時代の僧。
浄土宗。鎌倉光明寺の看誉,ついで武蔵(むさし)川越(埼玉県)蓮馨(れんけい)寺の存貞にまなび,その法をつぐ。のち上野(こうずけ)(群馬県)高崎大信寺,武蔵岩槻(いわつき)(埼玉県)浄国寺開山(かいさん)となる。天正(てんしょう)20年6月27日死去。相模(さがみ)(神奈川県)出身。俗姓北条。字(あざな)は終願。号は円蓮社総(惣)誉。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の清巌の言及

【正徹】より

…正徹は法名。別号を清巌,庵号を松(招)月庵という。徹書記の称は京都東福寺の書記を務めたため。…

※「清巌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」