デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「清水富春」の解説 清水富春 しみず-とみはる 1733-1810 江戸時代中期-後期の彫工。享保(きょうほう)18年生まれ。出雲(いずも)(島根県)飯石郡入間の長栄寺で僧となる。のち江戸で彫刻を修業。宝暦のころから石見(いわみ)(島根県)嘉久志村の清源庵にすみ,彫刻に従事。毛彫りの小動物などの根付けを得意とした。文化7年10月23日死去。78歳。名は巌。俳号は籬桃。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例