清里遺跡群(読み)きよさといせきぐん

日本歴史地名大系 「清里遺跡群」の解説

清里遺跡群
きよさといせきぐん

[現在地名]前橋市青梨子町

榛名はるな山東南麓、標高一五〇メートルの八幡はちまん川と午王頭ごおうず川に挟まれた台地の、平安時代を中心とした集落遺跡。三群に分けられる住居総数は二六で、北・南支群では四軒以上の重複がみられ、集落の長期間の継続を裏書する。とくに南支群には出土遺物に三彩・緑釉陶風字硯墨書土器巡方などの特殊遺物がみられた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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