すべて 

清間村(読み)せいまむら

日本歴史地名大系 「清間村」の解説

清間村
せいまむら

[現在地名]金津町清間

坂井平野東部、竹田たけだ川左岸の自然堤防上に立地。「越前国名蹟考」によれば竹田川には当村と対岸矢地やち村を結ぶ石橋が架かっていた。慶長一一年(一六〇六)頃の越前国絵図では長畝のうね下郷に属す。貞享三年(一六八六)以後幕府領で、後には福井藩の預領となっている。

正保郷帳に村名がみえ、田方二五〇石・畠方二五八石余。溜池を利用して灌漑を行ったが、竹田川の氾濫とともに旱魃の被害を受けることも多かったようで、同郷帳にも「水損日損所」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

すべて 

今日のキーワード

106万円の壁

会社員に扶養されるパートら短時間労働者は年収106万円以上になると厚生年金保険料などの負担が生じて手取りが減る。将来の年金額は手厚くなるが、働き控えを招く「壁」とされ、企業の人手不足の要因となる。厚...

106万円の壁の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android