済暹(読み)さいせん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「済暹」の解説

済暹 さいせん

1025-1115 平安時代中期-後期の僧。
万寿2年生まれ。真言宗仁和(にんな)寺の性信(しょうしん)入道親王から灌頂(かんじょう)をうけ,同寺慈尊院にはいる。天仁(てんにん)2年仁和寺の伝法会(でんぼうえ)で「理趣経」の講師をつとめる。空海の「性霊集(しょうりょうしゅう)」の散逸をふせいで補遺をくわえる。「弁顕密二教論懸鏡抄」など著作がおおく,悉曇(しったん)にも造詣がふかかった。永久3年11月26日死去。91歳。号は南岳房。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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