20世紀日本人名事典 「渋谷在明」の解説 渋谷 在明シブヤ ザイメイ 明治・大正期の陸軍中将 宮中顧問官。 生年安政3年6月(1856年) 没年大正12(1923)年12月14日 出生地江戸 出身地和歌山県 学歴〔年〕陸士卒,陸大卒 経歴紀伊藩士の長男として江戸に生まれ、陸軍騎兵少尉となる。参謀本部部員、東宮および侍従武官、近衛騎兵連隊長および騎兵第5連隊長、陸軍騎兵実施学校校長を経て、34年騎兵第1旅団長、36年騎兵監などを歴任。この間、日清戦争には近衛騎兵大隊長として出征、37年日露戦争には第1軍兵站監として従軍した。39年輜重兵監を務め、明治41年中将。のち予備役に編入となり、宮内省主馬頭を務め、大正10年宮中顧問官となった。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「渋谷在明」の解説 渋谷在明 しぶや-ざいめい 1856-1923 明治-大正時代の軍人。安政3年6月生まれ。紀伊(きい)和歌山藩士の子。近衛(このえ)騎兵連隊長,陸軍騎兵実施学校長などを歴任し,日露戦争には第一軍兵站(へいたん)監として出征。のち輜重兵(しちょうへい)監をつとめ,明治41年中将。大正10年宮中顧問官。大正12年12月14日死去。68歳。陸軍大学校卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by