渡らふ(読み)ワタラウ

デジタル大辞泉 「渡らふ」の意味・読み・例文・類語

わたら◦う〔わたらふ〕【渡らふ】

[連語]《動詞「わたる」の未然形+継続反復の助動詞」。上代語》移っていく。渡っていく。
雲間より―◦ふ月の惜しけども」〈・一三五〉

わたら・う〔わたらふ〕【渡らふ】

[動ハ四]連語わた(渡)らう」が一語化したもの》生計を立てる。
「汝にいて―・はむ」〈仁徳紀〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android