渡辺清(2)(読み)わたなべ きよし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「渡辺清(2)」の解説

渡辺清(2) わたなべ-きよし

1925-1981 昭和時代後期の作家,反戦運動家。
大正14年2月17日生まれ。海軍志願兵となり,戦艦武蔵(むさし)沈没にあうが生きのこった。戦後「海の城」「戦艦武蔵の最期」「私の天皇観」をあらわす。日本戦没学生記念会(わだつみ会)事務局長。昭和56年7月23日死去。56歳。静岡県出身。
格言など】八十歳の天皇より先に死ぬわけにはいかぬ。生き残りの意地にかけても,どうしても死ぬわけにはいかぬ(「私の天皇観」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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