デジタル大辞泉 「渺漫」の意味・読み・例文・類語 びょう‐まん〔ベウ‐〕【×渺漫】 [ト・タル][文][形動タリ]果てしなく広がっているさま。渺渺。「暴水漲みなぎり田地を浸して稲の穂を没し、―として沼の如く」〈鉄腸・南洋の大波瀾〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「渺漫」の意味・読み・例文・類語 びょう‐まんベウ‥【渺漫】 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 水面などの限りなく広いさま。はるかに遠くまで続くさま。渺渺。[初出の実例]「長河渺漫作廻流」(出典:懐風藻(751)吉野之作〈丹広成〉)[その他の文献]〔劉滄‐江行夜泊詩〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「渺漫」の読み・字形・画数・意味 【渺漫】びよう(べう)まん 広くはるかなさま。唐・張九齢〔故刑部李尚書詞、三首、三〕詩 渺漫たり、野中の たり、裏の 共に悲しむ、人事のゆるを 唯だ杜陵の田に對す字通「渺」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報