湯垢(読み)ゆあか

精選版 日本国語大辞典 「湯垢」の意味・読み・例文・類語

ゆ‐あか【湯垢】

〘名〙
やかんや湯槽などの内壁に付着する固体水中に溶けている石灰などに由来する。
湖畔手記(1924)〈葛西善蔵〉「湯垢やら硫黄やらでヌラヌラになってゐた」
② 罐石(かんせき)のこと。〔鉱物字彙(1890)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「湯垢」の意味・読み・例文・類語

ゆ‐あか【湯×垢】

鉄瓶浴槽などの内側に付着するに似たもの。水中に含まれるマグネシウムカルシウムの沈殿したもの。
缶石かんせきのこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android