湯垢(読み)ユアカ

デジタル大辞泉 「湯垢」の意味・読み・例文・類語

ゆ‐あか【湯×垢】

鉄瓶浴槽などの内側に付着するに似たもの。水中に含まれるマグネシウムカルシウムの沈殿したもの。
缶石かんせきのこと。

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精選版 日本国語大辞典 「湯垢」の意味・読み・例文・類語

ゆ‐あか【湯垢】

  1. 〘 名詞 〙
  2. やかんや湯槽などの内壁に付着する固体。水中に溶けている石灰などに由来する。
    1. [初出の実例]「湯垢やら硫黄やらでヌラヌラになってゐた」(出典:湖畔手記(1924)〈葛西善蔵〉)
  3. 罐石(かんせき)のこと。〔鉱物字彙(1890)〕

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