湯垢(読み)ユアカ

精選版 日本国語大辞典 「湯垢」の意味・読み・例文・類語

ゆ‐あか【湯垢】

  1. 〘 名詞 〙
  2. やかんや湯槽などの内壁に付着する固体。水中に溶けている石灰などに由来する。
    1. [初出の実例]「湯垢やら硫黄やらでヌラヌラになってゐた」(出典:湖畔手記(1924)〈葛西善蔵〉)
  3. 罐石(かんせき)のこと。〔鉱物字彙(1890)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android