湯殿沢町(読み)ゆどのさわまち

日本歴史地名大系 「湯殿沢町」の解説

湯殿沢町
ゆどのさわまち

[現在地名]松前郡松前町字松城まつしろ・字唐津からつ

近世から明治三三年(一九〇〇)まで存続した町。近世は松前城下の一町。小松前こまつまえ川下流、東西の両海岸段丘に挟まれた地。東は福山城、南は小松前こまつまい町・唐津内からつない町、西は西館にしだて町。シャクシャインの戦に関連して「津軽一統志」に「湯戸野沢」とみえるが、これより早い万治元年(一六五八)一二月当町に火事があったとされる(和田本「福山秘府」)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android