満は損を招く(読み)マンハソンヲマネク

デジタル大辞泉 「満は損を招く」の意味・読み・例文・類語

まんそんまね

物事絶頂に達すれば、やがては衰えるものである。
[類語]始め有るものは必ず終わり有り月満つればすなわ亢竜こうりょう悔いあり朝顔の花一時ひととき槿花きんか一日いちじつの栄盛者必衰じょうしゃひっすい

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精選版 日本国語大辞典 「満は損を招く」の意味・読み・例文・類語

まん【満】 は 損(そん)を招(まね)

  1. 物事は完全な状態に達すればやがて不都合なことが表われたり、衰えたりするものである。みつれば虧(か)く。
    1. [初出の実例]「満招損謙受(マンハソンヲマネキケンハヱキヲウク)〔尚書〕」(出典:文明本節用集(室町中))
    2. [その他の文献]〔書経‐大禹謨〕

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