源有資(読み)みなもとの ありすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「源有資」の解説

源有資 みなもとの-ありすけ

1204-1272 鎌倉時代公卿(くぎょう),雅楽家。
元久元年生まれ。源時賢(ときかた)の長男嘉禎(かてい)4年(1238)従三位。のち正二位,権(ごんの)中納言郢曲(えいきょく)(歌謡)の名手で,後深草天皇らの師範をつとめ,その美声から鈴虫中納言とよばれた。文永9年7月20日死去。69歳。

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朝日日本歴史人物事典 「源有資」の解説

源有資

没年:文永9.7.20(1272.8.15)
生年:元久1(1204)
鎌倉中期の公卿。権中納言正二位。右中将時賢の子。美声で郢曲の名手として知られ,鈴虫中納言と呼ばれた。後深草,亀山,伏見の3天皇や,西園寺公経の末子室町実藤らの郢曲の師範となった。また伏見天皇を養君として養育した。

(秋山喜代子)

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