源雅光(読み)みなもとの まさみつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「源雅光」の解説

源雅光 みなもとの-まさみつ

1089-1127 平安時代後期の官吏,歌人
寛治(かんじ)3年生まれ。治部大輔(たいふ)。永久3年の「内大臣家歌合」など藤原忠通家の歌合わせのほとんどに参加。歌は「金葉和歌集」などの勅撰集に17首ある。父については諸説があるが,源顕房(あきふさ)とかんがえられる。大治(だいじ)2年10月3日死去。39歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android