溶液論(読み)ようえきろん(その他表記)theory of solution

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「溶液論」の意味・わかりやすい解説

溶液論
ようえきろん
theory of solution

溶液物理化学的な性質(→物理化学)を研究する学問領域。溶液の沸騰,蒸発潜熱(→潜熱),凝固粘性率拡散相平衡や,溶液中に溶けているイオン分子の状態などを,理論的あるいは実験的に研究する。今日では,溶液を単に均質なマクロなものとして熱力学的(→熱力学)に取り扱うのではなく,溶液を構成している溶媒の分子間,および溶媒分子と溶質の分子との相互作用という観点からの研究が進められている。実際に液体の状態を X線回折を用いて観察すると,分子は無秩序に存在するのではなく,近距離ではある程度の秩序をもっていることがわかる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む