滋賀の呼吸器外し事件

共同通信ニュース用語解説 「滋賀の呼吸器外し事件」の解説

滋賀の呼吸器外し事件

滋賀県東近江市の湖東記念病院で2003年5月22日、入院中の男性患者=当時(72)=が死亡しているのを看護師が発見。県警は04年7月、人工呼吸器を外して殺害したと自白した看護助手西山美香にしやま・みかさんを殺人容疑で逮捕した。西山さんは公判では無罪を主張したが、懲役12年の判決が確定した。しかし第2次再審請求審で大阪高裁は17年、新証拠の医師の意見書などを基に不整脈による自然死の可能性や、虚偽の自白の疑いを指摘し、再審開始を決定。19年に最高裁で確定した。

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