デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「滋野井実国」の解説 滋野井実国 しげのい-さねくに 1140-1183 平安時代後期の公卿(くぎょう),歌人。保延(ほうえん)6年生まれ。三条公教(きんのり)の次男。永暦(えいりやく)元年参議となり,権(ごんの)中納言,左衛門督(さえもんのかみ),権大納言を歴任し,安元元年正二位。滋野井家の祖。家集に「前大納言実国集」があり,「千載和歌集」などに収載されている。笛・神楽にもすぐれ,三条大納言とよばれた。寿永2年1月2日死去。44歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例