滑歌(読み)ぬめりうた

精選版 日本国語大辞典 「滑歌」の意味・読み・例文・類語

ぬめり‐うた【滑歌】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 江戸時代、明暦・万治(一六五五‐六一)のころ、遊里を中心に流行した小歌。「ぬめり」とは、当時、のらりくらりと遊蕩する意の流行語で、遊客などに口ずさまれたもの。ぬめりぶし。ぬめりこうた。
    1. [初出の実例]「今ぬめり哥天下にはやること、四つ時・九つの真昼になん有ける」(出典:狂歌・吾吟我集(1649)序)
  3. ② 歌舞伎の下座音楽の一つ。主に傾城の出端に三味線、太鼓、すりがねなどを用いて歌いはやすもの。
    1. [初出の実例]「ぬめり哥にて、大橋、傾城にて出る」(出典:歌舞伎・幼稚子敵討(1753)口明)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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