滝善三郎(読み)たきぜんざぶろう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「滝善三郎」の意味・わかりやすい解説

滝善三郎
たきぜんざぶろう

[生]天保8(1837).備前
[没]慶応4(1868).2.9. 兵庫
江戸時代後期の備前藩馬廻り藩士。本名正信。慶応4 (1868) 年1月 11日神戸居留地付近で岡山藩兵と外国兵とが起した発砲事件,いわゆる神戸事件の発砲責任者として明治新政府の処罰を受け,兵庫永福寺で切腹

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「滝善三郎」の解説

滝善三郎 たき-ぜんざぶろう

1837-1868 幕末武士
天保(てんぽう)8年生まれ。備前岡山藩士。慶応4年第三砲隊長として西宮警備のため行軍中,神戸でイギリス人,フランス人と衝突し傷をおわせる(神戸事件)。外交上の危機におちいることをおそれた新政府の命により,同年2月9日切腹。32歳。名は正信。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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