演仙寺(読み)えんせんじ

日本歴史地名大系 「演仙寺」の解説

演仙寺
えんせんじ

[現在地名]坂井町御油田

御油田(ごゆでん)の中央北側に位置する。浄土真宗本願寺派。豊原山と号する。本尊は阿弥陀如来。白山信仰の拠点として中世に栄えた豊原(とよはら)寺内の一坊を前身とすると伝える。当寺蔵の延享二年(一七四五)の覚に「慶長三年七月十九日ニ道場屋敷只今演仙寺屋敷也善右衛門屋敷隠居地都而五屋敷御検地(中略)屋敷御除被下」とあり、当時の道場主願順宛の除地免状が残るが、寺名としては親鸞絵像裏書に慶長七年八月二六日の日付と「越前坂北郡長畝郷御油田村演仙寺常住物也」とあり、このときに寺号が下付された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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