潮江天満宮
うしおえてんまんぐう
[現在地名]高知市天神町
真如寺山の北麓に鎮座。東に真如寺がある。祭神は菅原道真・高視朝臣・北御方。旧県社。
社伝によれば、延喜元年(九〇一)菅原道真は太宰府に左遷されたが、その長子高視も土佐権守として当地に流された。その居地は真如寺山東南麓にあたる現在の高見町・北高見町辺りという。同三年、太宰府で没した道真の遺品という剣と鏡が渡会春彦(白太夫)によって高視のもとへもたらされ、それを父の霊として祀ったのに始まるという。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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