潮馴る(読み)シオナル

デジタル大辞泉 「潮馴る」の意味・読み・例文・類語

しお‐な・る〔しほ‐〕【潮×馴る】

[動ラ下二]衣服に潮けがしみてよれよれになる。よごれる。
形見に添へ給ふべき身馴れ衣も―・れたれば」〈蓬生

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「潮馴る」の意味・読み・例文・類語

しお‐な・るしほ‥【潮馴】

  1. 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 海水潮気に湿る。海辺生活にそまる。転じて、あかじみてよごれる。潮じむ。
    1. [初出の実例]「鈴鹿山伊勢をのあまの捨衣しほなれたりと人や見るらむ〈藤原伊尹〉」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)恋三・七一八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む