瀝瀝(読み)レキレキ

デジタル大辞泉 「瀝瀝」の意味・読み・例文・類語

れき‐れき【××瀝】

[形動タリ]風や波が音を立てるさま。
「岸打つ浪―たり」〈盛衰記・三九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「瀝瀝」の意味・読み・例文・類語

れき‐れき【瀝瀝】

〘形動タリ〙 風や波などが音をたてるさま。
本朝文粋(1060頃)一一・秋花逐露開詩序〈源順〉「紫菊紅蘭、随瀝瀝以乱綻」
太平記(14C後)三二「瀝々(レキレキ)たる風の音に、人間迷情の夢を覚してぞ居たりける」 〔于武陵‐早春日山居寄城郭知己詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「瀝瀝」の読み・字形・画数・意味

【瀝瀝】れきれき

水のしたたる音。唐・寒山寒山詩、二十二〕幽(いうかん)、常に瀝瀝 高、風(しうしう)

字通「瀝」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android