瀬川菊之丞(2代)(読み)せがわ きくのじょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「瀬川菊之丞(2代)」の解説

瀬川菊之丞(2代) せがわ-きくのじょう

1741-1773 江戸時代中期の歌舞伎役者
寛保(かんぽう)元年生まれ。初代養子。宝暦6年2代を襲名美貌(びぼう)で,江戸の名女方として人気をえる。通称王子路考で,路考結び,路考髷(まげ),路考茶染め,路考櫛(ぐし)などの流行をみた。安永2年閏(うるう)3月13日死去。33歳。武蔵(むさし)王子(東京都)出身。前名は瀬川吉次(2代)。屋号浜村屋

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例