瀬戸引(読み)せとびき

精選版 日本国語大辞典 「瀬戸引」の意味・読み・例文・類語

せと‐びき【瀬戸引】

  1. 〘 名詞 〙 鉄製容器内部琺瑯(ほうろう)質を塗ること。また、その容器。瀬戸物に似て見えるところからいう。琺瑯引(ほうろうびき)
    1. [初出の実例]「饂飩(うどん)が好きだからとて瀬戸引の小鍋湯気の立つのを風呂敷に包んで来たりする」(出典:妻(1908‐09)〈田山花袋三三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む