精選版 日本国語大辞典 「瀬戸引」の意味・読み・例文・類語 せと‐びき【瀬戸引】 〘 名詞 〙 鉄製の容器の内部に琺瑯(ほうろう)質を塗ること。また、その容器。瀬戸物に似て見えるところからいう。琺瑯引(ほうろうびき)。[初出の実例]「饂飩(うどん)が好きだからとて瀬戸引の小鍋に湯気の立つのを風呂敷に包んで来たりする」(出典:妻(1908‐09)〈田山花袋〉三三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例