瀬戸引(読み)せとびき

精選版 日本国語大辞典 「瀬戸引」の意味・読み・例文・類語

せと‐びき【瀬戸引】

  1. 〘 名詞 〙 鉄製容器内部琺瑯(ほうろう)質を塗ること。また、その容器。瀬戸物に似て見えるところからいう。琺瑯引(ほうろうびき)
    1. [初出の実例]「饂飩(うどん)が好きだからとて瀬戸引の小鍋湯気の立つのを風呂敷に包んで来たりする」(出典:妻(1908‐09)〈田山花袋三三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む