デジタル大辞泉 「琺瑯」の意味・読み・例文・類語 ほう‐ろう〔ハフラウ〕【×琺×瑯】 さび止めや装飾のために金属器の表面に焼き付ける不透明なガラス質の釉うわぐすり。また、それを焼きつけた金属器。工業製品から家庭用品まで広く用いられる。装飾品は七宝しっぽう焼きとよぶ。瀬戸引き。琺瑯引き。[補説]「ホーロー」と書くこともある。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「琺瑯」の意味・読み・例文・類語 ほう‐ろうハフラウ【琺瑯】 〘 名詞 〙 ガラス質の釉薬を、金属表面に被覆して焼きつけたもの。金属のもつ強度と、ガラスのもつ光沢、耐食性を兼備した材料が得られる。食器、冷蔵庫、浴槽、化学用装置などに用いられる。狭義には、用いられる釉薬をさすこともある。琺瑯引。[初出の実例]「琺瑯必ず彼此の部に聚留せるを見る」(出典:玉石志林(1861‐64)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例