瀬戸田村(読み)せどたむら

日本歴史地名大系 「瀬戸田村」の解説

瀬戸田村
せどたむら

[現在地名]安岐町瀬戸田

安岐川下流左岸に位置し、東流する安岐川に吉松よしまつ川が合流する地域に在町を形成する。東は馬場ばば村、南は安岐川を挟んで成久なりひさ村・中園なかその村。小倉藩元和人畜改帳に村名がみえ、高三九五石余、家数九〇、うち百姓一九、隠居・名子・下人・庭屋・へ屋・牛屋六七、人数一五三、うち百姓一九・名子一〇、牛二七・馬六。正保郷帳では安岐郷に属し、田方一八三石余・畑方一二七石余で、茅山有・柴山有・新田有と注記される。天保郷帳では高四四八石余。幕末の庄屋は中島氏(安政三年「御領分中庄屋席順帳」久米家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android