最新 地学事典 「火山底鉱床」の解説
かざんていこうしょう
火山底鉱床
subvolcanic deposit
P.Niggli(1941)が生成深度による熱水鉱床分類で提唱し,H.Schneiderhöhn(1955)が総括した鉱床分類の一つ。火山域の浅所貫入岩に関係し,貫入岩体中あるいはその周辺の母岩中に胚胎。火山体の下部~周辺部の比較的浅所に形成されたが,山体は侵食し去られたと考えられる例が多い。一般に生成深度0~2km,生成温度250℃以下とされた。熱水鉱床のうち深熱水・中熱水・遠熱水鉱床の一部を除く大部分が該当し,日本などの浅熱水鉱床のほとんどもこれに該当。
執筆者:今井 亮
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

