デジタル大辞泉プラス 「赤島」の解説 赤島〔長崎県対馬市〕 九州と韓国の間の対馬海峡に浮かぶ島、対馬島の中東部にある島。南西に位置する沖ノ島とは、小瀬戸を挟み赤島大橋で結ばれている。面積約0.48平方キロメートル。行政的には長崎県対馬市に属する。海岸には砂岩の奇石が多く見られる。明治期の開拓者たちの労苦が宮本常一の「日本残酷物語」で紹介されたことでも知られる。 赤島〔長崎県五島市〕 長崎県五島市、五島列島の福江島の南東沖、黄島(おうしま)の北東約3キロメートルに位置する島。面積約0.52平方キロメートル。明治期にはカツオ漁の基地として栄えた。現在はイセエビ漁などが盛ん。過疎化が進む中、Iターンの定住者を積極的に受け入れている。 赤島〔島根県〕 島根県出雲市、三津にある無人島。2009年に政府の総合海洋政策本部が策定した「海洋管理のための離島の保全・管理のあり方に関する基本方針」に基づき、名称付与された離島のひとつ。 赤島〔長崎県小値賀町〕 長崎県北松浦郡小値賀町、斑島の南西約2km、薮路木島の北西約2kmに位置する玄武岩の無人島。かつては牛の放牧地として利用されていた。同県壱岐市、佐世保市の赤島とは別の島。 赤島〔長崎県佐世保市〕 長崎県佐世保市鹿町町、長串地区の北方に位置する無人島。北九十九島を構成する島のひとつ。同県壱岐市、北松浦郡の赤島とは別の島。 赤島〔長崎県壱岐市〕 長崎県壱岐市、内海湾内の青島の東方に浮かぶ無人島。同県佐世保市、北松浦郡小値賀町の赤島とは別の島。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報