火珠(読み)かしゅ

精選版 日本国語大辞典 「火珠」の意味・読み・例文・類語

か‐しゅクヮ‥【火珠】

  1. 〘 名詞 〙
  2. かえんだま(火焔玉)
    1. [初出の実例]「たとひ陰精陽精の光象するところ、火珠水珠の所成なりとも、即現現成なり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)都機)
  3. 古代太陽光線を集め、その焦点から火を取った玉。火取玉(ひとるだま)火精
    1. [初出の実例]「一、水珠一 香箱入 一、火珠一 同」(出典高野山文書‐元和四年(1618)七月二一日・御影堂諸道具霊宝目録)
    2. [その他の文献]〔隋唐嘉話‐巻中〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む