火線(読み)カセン

デジタル大辞泉 「火線」の意味・読み・例文・類語

か‐せん〔クワ‐〕【火線】

直接に敵と砲火を交える戦闘最前線

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精選版 日本国語大辞典 「火線」の意味・読み・例文・類語

か‐せんクヮ‥【火線】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 戦闘の最前線で、直接敵と銃火や砲火を交えるところ。
    1. [初出の実例]「成るべく爾後に於ける火線の構成に便なることに留意すること必要なり」(出典:歩兵操典(1928)第二四八)
  3. 光学系収差のために光線束一点に集まらないとき、光線束が作る包絡線のこと。光線束が特に密に集まって明るく見える。〔物理学術語和英仏独対訳字書(1888)〕

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