デジタル大辞泉 「火血刀」の意味・読み・例文・類語 か‐けつ‐とう〔クワ‐タウ〕【火血刀】 火途かず・血途けつず・刀途とうずの三途さんず。地獄・畜生・餓鬼の三悪道のこと。「かくて空むなしく命終はりなば、―の苦果」〈平家・一〇〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「火血刀」の意味・読み・例文・類語 か‐けつ‐とうクヮ‥タウ【火血刀】 〘 名詞 〙 火途、血途、刀途の三途(さんず)。これを順次に、地獄、畜生、餓鬼の三悪道に配する。→三悪道。[初出の実例]「かくてむなしく命終はりなば、火穴湯の苦果、あへて疑なし」(出典:平家物語(13C前)一〇) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例