火血刀(読み)カケツトウ

精選版 日本国語大辞典 「火血刀」の意味・読み・例文・類語

か‐けつ‐とうクヮ‥タウ【火血刀】

  1. 〘 名詞 〙 火途血途刀途三途(さんず)。これを順次に、地獄、畜生、餓鬼の三悪道に配する。→三悪道
    1. [初出の実例]「かくてむなしく命終はりなば、火穴湯の苦果、あへて疑なし」(出典:平家物語(13C前)一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む