灯影(読み)トウエイ

精選版 日本国語大辞典 「灯影」の意味・読み・例文・類語

とう‐えい【灯影】

  1. 〘 名詞 〙 室内などを明るくするためのともしびや電灯などの光。また、その光のうつり。ほかげ。
    1. [初出の実例]「就燈影、来玉房」(出典経国集(827)一三・奉和搗衣引〈惟氏〉)
    2. 「水の面に燈影の動き砕くるさまを見入りて」(出典:あめりか物語(1908)〈永井荷風〉夜あるき)
    3. [その他の文献]〔杜甫‐大雲寺賛公房詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「灯影」の読み・字形・画数・意味

【灯影】とうえい

灯かげ。唐・沈期〔夜游〕詩 、晝色になり 燈影、星光に雜(まじ)はる

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