日本歴史地名大系 「灯明崎」の解説
灯明崎
とうみようざき
[現在地名]太地町太地
太地の北東端、熊野灘に突出し、海岸線は岩場が続く。「続風土記」によれば、
太地の鯨漁刺手組を組織した和田頼元の子頼照が、廻船や鯨舟の安全のために寛永一三年(一六三六)この地に常灯明台を建造した。灯明台は年中休まず夜を通して点灯されており、その油は鯨漁により豊富に得られた鯨油という(熊野太地浦捕鯨史)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
太地の北東端、熊野灘に突出し、海岸線は岩場が続く。「続風土記」によれば、
太地の鯨漁刺手組を組織した和田頼元の子頼照が、廻船や鯨舟の安全のために寛永一三年(一六三六)この地に常灯明台を建造した。灯明台は年中休まず夜を通して点灯されており、その油は鯨漁により豊富に得られた鯨油という(熊野太地浦捕鯨史)。
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