炉辺(読み)ロヘン

精選版 日本国語大辞典 「炉辺」の意味・読み・例文・類語

ろ‐へん【炉辺】

  1. 〘 名詞 〙 囲炉裏のそば。炉ばた。ろぶち。ろべり。
    1. [初出の実例]「或又寄炉辺取参上云々」(出典:権記‐長保四年(1002)四月一五日)
    2. [その他の文献]〔孔平仲‐寄常父弟詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「炉辺」の読み・字形・画数・意味

【炉辺】ろへん

ろばた。前蜀・荘〔崔郎中の、西川行在に往使するを送る〕詩 書を拜して玉帳を辭す 里、劍閣長し~戀ふること(なか)れ、爐邊の 仙宮、侍を待たん

字通「炉」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android