デジタル大辞泉 「玉帳」の意味・読み・例文・類語 ぎょく‐ちょう〔‐チヤウ〕【玉帳】 1 玉で飾ったとばり。また、美しいとばり。2 将軍の幕営。3 芸者・娼妓しょうぎの玉代ぎょくだいを記入する帳簿。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「玉帳」の意味・読み・例文・類語 ぎょく‐ちょう‥チャウ【玉帳】 〘 名詞 〙① 玉で飾ったとばり。また、とばりの美称。美しいとばり。[初出の実例]「梅花似レ厭主人貧、移レ影凝レ香玉帳春」(出典:蕉堅藁(1403)謹奉相府鈞旨、次韻資寿無求老兄有戯)[その他の文献]〔張説‐虚室賦〕② 将軍のいる陣屋。〔駱賓王‐従軍中行路難詩〕③ 芸娼妓の玉代(ぎょくだい)を記入しておく帳簿。[初出の実例]「子どもの落した玉帳を拾ひ」(出典:黄表紙・面向不背御年玉(1787)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例