為兼流(読み)ためかねりゅう

精選版 日本国語大辞典 「為兼流」の意味・読み・例文・類語

ためかね‐りゅう‥リウ【為兼流】

  1. 〘 名詞 〙 中世歌壇で京極為兼の流れをくむ一派京極家藤原為家の子、為教を祖として、同じく為家の嫡男為氏を祖とする二条家に対抗した。為教の子為兼は、保守的な二条派に対して、大胆な素材、斬新な用語により革新的な歌風樹立京極派。〔随筆翁草(1791)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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