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為替先物取引 かわせさきものとりひき foreign exchange forward transaction

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知恵蔵2015の解説

為替先物取引

為替アウトライト・フォワード取引(foreign exchange outright forward transaction)は、売り切りあるいは買い切りの形で1回の通貨の交換を行う取引で、取引日から3営業日以降のあらかじめ合意された受渡期日に決済、受け渡しを行う。アウトライト(outright)とは「1回限りの」という意味で、売り取引と買い取引を同時に行う為替スワップ取引と区別するためにこの呼称が使われる。インターバンク取引では、直物為替取引や為替スワップ取引と比べ、取引量は少ない。この取引は売り・買いいずれかの単独取引であり為替持高に影響するため、持高調整の手段として用いられる。為替スワップ取引(foreign exchange swap transaction)は、直物為替の売りまたは買いと同時に、同額のアウトライト・フォワードの買いまたは売りを交差的に行う取引である。買いあるいは売りを単独で行う為替アウトライト・フォワード取引に対比される。直物為替を買ってアウトライト・フォワード為替を売る場合を直買先売(じきがいさきうり)、その反対を直売先買(じきうりさきがい)と呼んでいる。また期限の異なる売買を組み合わせた先先(さきさき)スワップも、為替スワップ取引の一種。取引量はアウトライト・フォワード取引に比べてはるかに多く、2004年のBISの調査では為替スワップ取引はアウトライト・フォワード取引の5倍弱に達しているが、これは、一般に為替スワップ取引が、資金の過不足の調整、さらには資金の調達運用手段として、また先物予約締結を必要とする原取引契約が延長された際に、そのカバー予約を行うために利用されることと関係している。

(絹川直良 国際通貨研究所経済調査部長 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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