精選版 日本国語大辞典 「烏万度」の意味・読み・例文・類語 からす‐まんど【烏万度】 〘 名詞 〙 鹿島の事触れがかついで歩く万度(幣帛)。三本足の金烏を描いた円型の鏡に三本の紙垂(しで)を付けたもの。また、事触れが子どもに与えた、日の出に烏を描いてある万度のおもちゃ。[初出の実例]「豊作(とよさく)、鹿島の事触れ、粕烏帽子(かすゑぼし)、烏万度(カラスマンド)を持ち」(出典:歌舞伎・法懸松成田利剣(1823)大詰) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例