烏帽子貝(読み)エボシガイ

デジタル大辞泉 「烏帽子貝」の意味・読み・例文・類語

えぼし‐がい〔‐がひ〕【×帽子貝】

甲殻綱エボシガイ科の節足動物体長約5センチ。頭部は烏帽子形をした5枚の殻に覆われ、柄部は肉質で、船底流木などに付着。殻の間からひげ状の蔓脚まんきゃくを出し、プランクトンを集めて捕食する。

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精選版 日本国語大辞典 「烏帽子貝」の意味・読み・例文・類語

えぼし‐がい‥がひ【烏帽子貝】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 甲殻類エボシガイ科の節足動物。各地の沿岸に分布する。全長六~七センチメートル。頭部は烏帽子形をした五枚の白い殻で包まれ、弾力性に富む柄部で岩や浮木や船底に固着する。殻の間からひげ状の蔓脚(まんきゃく)でプランクトンを集めて食べる。つめがい。〔生物学語彙(1884)〕
  3. 貝「たいらぎ(玉珧)」の異名。〔物類称呼(1775)〕
  4. かめのて(亀手)」の異名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「烏帽子貝」の解説

烏帽子貝 (エボシガイ)

学名Lepas anatifera
動物。エボシガイ科の海産動物

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