烏鳶(読み)カラストンビ

デジタル大辞泉 「烏鳶」の意味・読み・例文・類語

からす‐とんび【××鳶】

タコイカの口にある、上下あごに相当する顎板がくばんのこと。黒褐色をし、これで食物咀嚼そしゃくする。

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精選版 日本国語大辞典 「烏鳶」の意味・読み・例文・類語

からす‐とんび【烏鳶】

  1. 〘 名詞 〙 イカ、タコなどの口の中にある黒色半透明のもの。カニなどの堅い甲羅もかみ砕く。上下の顎(あご)うち一方カラスの嘴(くちばし)に、もう一方がトビの嘴に似る。

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普及版 字通 「烏鳶」の読み・字形・画数・意味

【烏鳶】うえん

からすと、とび。宋・軾〔子由の踏青に和す〕詩 歌鼓、山をかして、木動き 、野に散じて、烏鳶馴(な)る

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