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咀嚼 そしゃく

妊娠・子育て用語辞典の解説

そしゃく【咀嚼】

食べ物を歯で噛み切り、奥歯で砕き、飲み込むこと。人のそしゃく機能は奥歯が生えそろう3歳ごろまでに獲得されます。

出典 母子衛生研究会「赤ちゃん&子育てインフォ」指導/妊娠編:中林正雄(愛育病院院長)、子育て編:多田裕(東邦大学医学部名誉教授) 妊娠・子育て用語辞典について 情報

デジタル大辞泉の解説

そ‐しゃく【××嚼】

[名](スル)
口の中で食べ物をよくかみ砕き、味わうこと。「咀嚼して消化をよくする」
言葉や文章などの意味・内容をよく考えて理解すること。「名言を咀嚼して味わう」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

栄養・生化学辞典の解説

咀嚼

 食物を噛むこと.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

そしゃく【咀嚼 mastication】

食物をかみ砕くこと。ヒトの場合,固形の食塊は下顎運動口唇,ほおの働きで上下の歯列の間に運ばれ,かみ合わされすり合わされて細かく砕かれる。この運動を嚼という。この間に食物は唾液と混じり,適当な大きさにまとめられ,唾液中の粘液で包まれて嚥下(えんげ)しやすい食塊となる。かみ合せは,左右の顎関節骨頭(〈あご〉の項目参照)を結ぶ線を軸として下顎を回転し上顎へ押しつける運動である。ヒトの咬合力は,切歯では10~20kg,臼歯では30~90kgに達する。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

そしゃく【咀嚼】

( 名 ) スル
食物をかみ砕くこと。
文章や言葉をよく考えて十分に理解し、味わうこと。 「内容を-する」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

咀嚼
そしゃく
chewing

噛み砕くこと。上下顎の運動によって歯間の食物を粉砕する一方,唾液と食物とを混ぜて,食物を一定の大きさの食塊にする運動であり,唇,頬,舌などが補助的に働く。咀嚼は大脳皮質第4野の下端近くにある中枢によって支配され,随意運動と考えられているが,実際には不随意的な反射運動の性格が強い。食塊形成は複雑な運動であって,必ずしも随意的でなく,咀嚼筋に特によく発達している伸張反射や,口腔粘膜の感覚神経から起る反射が大いに関与している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典内の咀嚼の言及

【延髄】より

…舌下神経の障害では舌の運動が障害される。両側が障害されると,言葉を話したり,食物の咀嚼(そしやく)ができにくくなる。副神経の障害では,肩を上げたり,頸を回したりすることができにくくなる。…

【唾液】より

… 唾液の生理的役割は,(1)食物成分を溶かして味蕾(みらい)を刺激し,味覚をおこし食欲を促す。これにより消化管の運動と分泌が反射的に高まる,(2)デンプンの消化,(3)口腔内をうるおし,くちびると舌の動きを滑らかにして発声,咀嚼(そしやく),嚥下(えんげ)を助ける。また口腔内と歯を清浄に保つ。…

※「咀嚼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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