無βリポたんぱく血症(読み)むべーたりぽたんぱくけっしょう

家庭医学館 「無βリポたんぱく血症」の解説

むべーたりぽたんぱくけっしょう【無βリポたんぱく血症】

 LDL(低比重(ていひじゅう)リポたんぱく)欠損症(けっそんしょう)ともいいます。βリポたんぱくは、脂質たんぱく質でできていて、血液中にあり、脂溶性(しようせい)の物質を吸収したり、運搬したりしています。したがって、βリポたんぱくがないと、臓器組織に、ビタミンEをはじめ、多く栄養素が運ばれず、さまざまな症状がおこってきます。

出典 小学館家庭医学館について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android