無加川(読み)むかがわ

日本歴史地名大系 「無加川」の解説

無加川
むかがわ

網走支庁管内常呂ところ留辺蘂るべしべ町から北見市に東流している一級河川。常呂川の支流。流路延長七四・六キロ(うち指定区間六七キロ)流域面積五三六・一平方キロ。武華川とも書かれ、明治二〇年代の輯製二十万分一図にはムツカ川とある。留辺蘂町と上川支庁・十勝支庁の境界三国みくに(一五四一・四メートル)北東側を水源としてイトムカ川・ケショマップざわ川・枇杷牛びばうし川・奔無加ぽんむか川などを集めて東へ流れる。留辺蘂市街東部で北側へ分流した枝川小町こまち川となって北見市光西町こうせいちようで再び合流し、同市中ノ島町なかのしままち南町みなみまち付近で常呂川に注ぐ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

世界大百科事典(旧版)内の無加川の言及

【常呂川】より

…北海道北東部,石狩山地の三国山(1541m)に源を発し,オホーツク斜面を北東に流れ,北見市で無加(むか)川を合わせ,常呂町でオホーツク海に注ぐ川。幹川流路延長120km,全流域面積1930km2。…

※「無加川」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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