無才(読み)ムサイ

デジタル大辞泉 「無才」の意味・読み・例文・類語

む‐さい【無才】

[名・形動]才知のないこと。また、そのさま。むざえ。「無才な(の)人」「無学無才
[類語]非才不才凡才

む‐ざえ【無才】

むさい(無才)」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「無才」の意味・読み・例文・類語

む‐さい【無才】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )( 「むざい」とも ) 才能のないこと。才知のないこと。また、そのさま。むざえ。
    1. [初出の実例]「武城下邑牛刀鈍 何用無才報有年」(出典田氏家集(892頃)中・和藤進士秋日過関門問美州風俗新詩)
    2. 「ざえあるものはしづめ、むさいのをのこはさきにたつ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)藤原の君)
    3. [その他の文献]〔孔平仲‐談苑〕

む‐ざえ【無才】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) =むさい(無才)

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普及版 字通 「無才」の読み・字形・画数・意味

【無才】むさい

不才。

字通「無」の項目を見る

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