無相良真(読み)むそう りょうしん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「無相良真」の解説

無相良真 むそう-りょうしん

?-1339 鎌倉-南北朝時代の僧。
臨済(りんざい)宗。一山一寧(いっさん-いちねい)の法をつぎ,師の没後は京都東山の華頂山に庵をむすぶ。70歳をすぎても日課法華経を読誦して6万部をおえたという。清水法楽寺にはいり,晩年に華頂山にもどった。暦応(りゃくおう)2=延元4年2月10日死去。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android