無等周位(読み)むとうしゅうい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「無等周位」の意味・わかりやすい解説

無等周位
むとうしゅうい

南北朝時代の画僧。おそらく建武~暦応期 (1334~42) 頃京都臨川寺の夢窓疎石に嗣法して侍者となった。現存の『夢窓国師像』 (妙智院) のほか暦応4 (41) 年,貞和5 (49) 年にも夢窓の頂相 (ちんぞう) を描いたことが知られる。また西芳寺の壁に禅機図や鯉魚図を描き,観応2 (51) 年夢窓が光明上皇に献上した『十牛図』1巻も周位の筆に成った。なお貞和6 (50) 年1月 21日に没した位侍者を周位とする確証はない。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「無等周位」の解説

無等周位 むとう-しゅうい

?-? 南北朝時代の画僧。
夢窓疎石(むそう-そせき)の侍者。師の肖像をおおくえがき,京都天竜寺妙智院の「夢窓国師像」は署名のある唯一のもの。記録上ではほかに観応(かんのう)2=正平(しょうへい)6年(1351)の「十牛図」などがある。

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