精選版 日本国語大辞典 「無線受信機」の意味・読み・例文・類語 むせん‐じゅしんき【無線受信機】 〘 名詞 〙 電波をとらえ、変調された通信符号や音声・画像などをもとにもどす装置の総称。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「無線受信機」の意味・わかりやすい解説 無線受信機むせんじゅしんきradio receiver 無線通信に用いる受信装置。アンテナ,高周波増幅回路,選択 (同調) 回路,検波回路,受信器ないしは記録器から成る。回路の方式から,ストレート型とスーパーヘテロダイン型の2型式があり,振幅変調 AM方式用には両者とも用いられるが,周波数 (または位相) 変調 FM方式の受信機はほとんど後者である。電波の型式でみた場合,A1電波 (電信符号など) ,A2電波 (電信符号の記録受信用) ,A3電波 (電話〈音響放送を含む〉) ,A5電波 (テレビジョン〈映像のみ〉) などの振幅変調電波を受信するものや,周波数変調方式用の FMチューナ,FS受信機 (おもにファクシミリ用) などのほか,SSB電波 (単側波帯通信用) を受信するものもある。簡単な鉱石受信機から高級受信機まであり,用途によって各種の形式の受信機が使用されているが,感度,選択度,忠実度,安定度の点から,現在はほとんどスーパーヘテロダイン型が用いられている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by