事典 日本の地域ブランド・名産品 「無角和牛」の解説
無角和牛[畜産]
むかくわぎゅう
阿武郡阿武町で育てられている。現在、山口県のみで飼育されている希少種の牛。大正時代、欧米で一番美味しい牛肉を生産するといわれるアバディーンアンガス種と在来の黒毛和牛とを交配して誕生した。阿武町の豊かな自然のなか、地元で取れた草を餌にのびのびと育てられている。肉はやわらかく、和牛独特の風味、脂肪分が少なく赤肉に富み、健康によいとされる不飽和脂肪酸も多く含む。肥満や生活習慣病への予防意識が高まるなか、美容と健康の面からも注目されている。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報